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関東支部について

支部長からのご挨拶

日本生化学会関東支部長 仁科 博史

平成30〜31年度 日本生化学会関東支部長
東京医科歯科大学難治疾患研究所
仁科 博史

平成29年9月1日より2年間、宮澤恵二先生(山梨大学医学部)の後任として、日本生化学会関東支部長を務めさせて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本生化学会には8つの支部(北海道、東北、関東、中部、北陸、近畿、中国・四国、九州)があり、本部からの補助金を得て、独自の活動をしています。会員は所属機関の住所に応じて自動的に各支部会に登録されます。日本生化学会の会員数は現在8千名を超えています。このうち関東支部(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟)は、全体の3分の1を超える約3千名の会員から構成されている最大の支部です。

支部会の運営は、支部長を中心とした支部幹事会で議論され、支部評議員会(関東地区の生化学会代議員が兼務)により承認されて決定されます。しかしながら、多くの会員の皆様は支部の存在自体や活動内容をよくご存じないのではないでしょうか。私自身も関東支部幹事会からお誘いを受けるまで、日本生化学会と言えば、「生化学大会」や学会邦文誌「生化学」、英文誌「The Journal of Biochemistry」しか思い浮かばない状態でありました。

「日本生化学会65年の歩み(1990)島薗順雄著」には、学会設立当時(大正14年(1925))の様子が詳細に記載されています。「この学会の特長として、主体は連合した地方部会にあり、会長も会頭も置かず、部会代表委員を置くにすぎない」と、学会が部会の連合体としてスタートしたこと、また「会員は各所在地に可及的に地方部会を構成することとし、各地方部会は毎月もしくは1年数回例会を開く」と例会が頻繁に開催され、部会が熱気溢れる会員の身近な存在であったことが伺えます。

一方、現在の関東支部の役割は、「公益社団法人日本生化学会定款並びに細則に則り、関東甲越地区に於いて日本生化学会の目的達成に必要な事業を行う」と定められています。大きな本部では行き届かない活動を補佐し、問題を解決することが使命となりました。関東支部では、会員の少ない地区で会員同士の交流と新規入会者の掘り起こしを目的に、各県で例会を開催してきました。小回りの効く支部ならではの取組みです。また、宮澤前支部長のご尽力で、ホームページを全面的に改訂し、支部の存在と活動の周知に努めてきました。しかしながら、会員の高齢化(若手会員の減少)など重要な課題は山積しています。

生命活動を支える分子が担う精緻な化学反応は美しく、会員の皆様はその魅力を知っています。生化学は生命科学の基礎であり、その重要性は今も変わりません。事実、生化学の分野で研究の基礎を身につけた多くの研究者が高次生命現象の解明に貢献しています。皆様と共に、日本の生命科学に貢献する日本生化学会の枝の一つとして支部会活動を推進して行きたいと考えています。ご指導ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。


Kanto Branch of the Japanese Biochemical Society is one of 8 branches of the society. Members of the society in Tokyo, Kanagawa, Chiba, Saitama, Ibaragi, Tochigi, Gunma, Yamanashi, and Niigata belong to this branch (more than 3,000 members). We have annual meetings usually in early summer, to stimulate discussion and promote collaboration among members, and also to encourage young students and staff scientists, giving them opportunities to present their data.