開催趣旨

2019年度日本生化学会関東支部例会開催趣旨

2018年度日本生化学会関東支部例会開催趣旨

皆様、2019年度日本生化学会関東支部例会を、2019年6月22日(土)に東京工業大学すずかけ台キャンパスにて開催いたします。今回のテーマは「ノーベル賞と生化学」です。

ここ数年、ノーベル賞の生理学・医学賞、ならびに、化学賞で、生化学と関連深い受賞が続いています。そこで、今回の「特別講演」では、2016年度ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生と研究の上でご関係の深い水島昇先生(東京大学大学院医学系研究科教授)、2018年度ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑先生とご関係が深い武田俊一先生(京都大学大学院医学研究科教授)、ならびに、2018年度ノーベル化学賞を受賞されたGregory Winter教授の研究室に留学を経験されている上田宏先生(東京工業大学 化学生命科学研究所教授)のお三方に、ご講演をお願いしました。ノーベル賞を受賞された先生方の研究内容とそれに到る過程など、貴重なお話を伺えるものと思います。

また、シンポジウムは「生化学と先端技術」と題しまして、産総研創薬分子プロファイリング研究センター長の夏目徹先生、慶應義塾大学医学部医化学教室講師の杉浦悠毅先生、東京工業大学生命理工学院教授の北尾彰先生のお三方に、それぞれプロテオミクス、メタボロミクス、計算化学という現在の生化学研究に欠かせない技術を用いたご研究に関して話題提供をしていただきます。

「一般演題口頭発表およびポスター発表」は、広く生化学の研究分野を対象として募集します。口頭発表、ポスター発表、それぞれにつきまして、学部生、大学院生、ポスドクの方を対象とした優秀発表賞の授与を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。

また、懇親会は、東京工業大学すずかけ台キャンパス大学会館内のカフェレストラン“モトテカ”にて行います。皆様のご参加を、例会事務局一同、心からお待ちしております。

2019年度日本生化学会関東支部例会
代表世話人 久堀 徹